ブログにお気に入りの商品画像を使いたい。
みなさんはこう思われたことはないですか?
特にブログやアフィリエイトなどしていれば、画像は必須のアイテムですよね?
もはや画像を使わないと、目を引けないレベルです。
これは人間の脳の構造が大きく関係しています。
視覚情報の約90%は画像や見た目のビジュアルでインプットされ、人間の脳は文章よりも画像を6万倍速く認知するそうです。
それほどに画像は大切ってことだね。
そんな大切な役割を持つ「画像」ですが、使い方を間違えると大変な問題に進展します。
俗にいう「著作権問題」です。
著作権に関しては過去に触れているのでそちらでご覧ください。
今回は大手ASP4社における画像使用に関する規約をまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
基本はNG
そもそも画像などには著作線があります。
自分が作ったもの以外は全てどなたかの著作物になります。
そのどなたかが作られたものを勝手に使うということは泥棒をするのと同じことにになります。
ネットにいい写真があったからといって勝手に自分の記事に使うという行為は、そもそもNGになります。
正しい手順を踏めば使えるかもしれないけど、基本的にはやめておいた方がいいよね。
これはショッピングサイトでも同様です。
Amazon・楽天・Yahoo!!などで商品を探されると思いますが、HPに掲載されている画像や動画を使用することはNGになります。
えぇ~!!ダメなんだ……
それでは各ASP会社の規約を見ていきましょう。
バリューコマース
バリューコマースは主にYahoo!!ショッピングのASPです。
バリューコマースではアフィリエイトのNG行為として運営ポリシーのページに記載されています。
主な内容はこちらです。
- 書籍の内容、他サイトの画像・記事・動画はNG
- 漫画やアニメ、TV番組や映画などのコンテンツ全てNG
- 第三者が作成した楽曲や楽曲を編曲したもの、全てNG
- ゲーム本編の全て、また一部のスクリーンショットや実況プレイはNG
- 著名人・芸能人の画像や雑誌の切り抜き
- 広告主サイトのキャプチャーやロゴマーク、商品画像の使用はNG
当たり前といえば当たり前ですが、なかなか厳しい内容になっています。
アフィリエイトリンクを使って使用する場合のみOKということになります。
Amazon
Amazonの商品が扱えるのは、基本的にはAmazonアソシエイトです。
主な内容はこちら
- アマゾンサービスを通じて提供される情報および画像等の無断転載はNG
ここで疑問が浮かびました。
無断転載は禁止とうことは「引用」はOKなのか?
規約を見ても記載がないので、問い合わせることにしました。
- 画像については掲載NG。
- 商品画像付きリンクを設置することで表示は可能。
つまり引用はNGだけど、Amazonアソシエイトから発行された商品画像リンクのみOKということですね。
「表示は可能」とう表現がなんともグレーに感じましたが、。
楽天アフィリエイト
続いて楽天アフィリエイトです。
主な内容はこちら
- 楽天アフィリエイトのリンクページ内に掲載されている画像を、アフィリエイトリンクと一緒に掲載することはOK。
- 楽天アフィリエイトのリンク作成ページ以外の画像の使用はNG。
- リンクページ内に掲載されている画像のサイズ変更・周辺の加工はOK。※文字を入れるなどの直接加工はNG。
- イベントバナーも直接加工が無ければ利用OK。
楽天を使えば少し幅が広げられそうですね。
A8ネット
日本最大級のASPサイトA8ネットはどうでしょう。
- 加工等を施したオリジナルの広告素材を掲載することはNG。
- 広告主サイトに掲載されている画像を使用することはNG。
- 商品リンクを利用可能なプログラムであれば、広告主サイトの商品画像などを使って広告素材を作成はできる。
こちらも広告リンクとセットですね。
ここまでの内容をまとめると
- 自分が作ったもの以外は誰かの著作物。
- ネットに落ちている画像を使うのはNG。
- 広告リンクとセットで生成される画像なら掲載可能。
- 広告主のサイト画像を引っ張ってくるのはNG。
このような結果となりました。
詳しくは各サイトの詳細をご覧いただきたいですが、基本はNGなのでそこは押さえておきたいですね。
一番いいのは自分で撮った画像ってことですね。
それが難しいことが多いからみんな手を焼くんだけどね……
正直、商品画像を使っている方もたくさんいらっしゃいます。
実際のところ、商品の広告塔になり宣伝するわけですから、悪用しなけらば問題はないのかもしれません。
ですがしっかりとした知識を持って上で運用することは大切です。
基本的なルールは知ったうえで、出来るかぎり守りながら楽しくブログ運営をしていきましょう。