みなさんこんにちは。
皆さんはブログの写真やプロフィールのアイコンなどネット上に落ちている画像を使ったことはありませんか?
今回はブログ初心者さん(自分含む)のよくあるお悩みを解決していこうと思います。
フリーって書いてあるから使っていいんじゃないの?
・ブログで使う画像ってどうしたらいいの?
・ネット検索で出てきた画像って使っていいの?
・著作権とかってってよく聞くけど実際なに?
・ネット検索で出てきた画像は使わないで。
・著作権って難しいけど、簡単に言うと人の物勝手に使ったり、批判したらダメってこと。
・画像使いたかったらフリー素材サイトや引用を使おう。
・何よりも相手への感謝とリスペクトを忘れないで。
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大前提として
ネット検索で出てきた画像は絶対に使わないでください。
これは本気でやめた方がいいです。
もし無断で使っているなら速やかに別の物に差し替えましょう。
ちょっと考えてみましょう。
あなたが使っているその写真は、もしかしたら朝早起きして寒い中待って撮った一枚かもしれないし、その写真を撮るために危険な思いをした一枚かもしれない。
実はすごく費用がかかっているものかもしれない。だとしたらどうでしょう?
自分に置き換えて考えてみてください。
あなたが何時間もかけて書いた絵や撮った写真・作った作品が、あなたの知らないところで許可なく使われていたら・・・
腹立ちませんか?
「あんなに頑張ったのに・・・」
「あんなに苦労したのに・・・」
「あんなに時間かかったのに・・・」
「なにしてくれてんだよ」
言いたくなりませんか?
自分がそういう気持ちになるならおそらく相手も同じではないでしょうか?
著作権
著作権とは
世の中には著作権といって、作品を作った方がその制作物に対して持つ法律で定められた権利があります。
著作権には種類がありますが、無断で使用するとトラブルの原因となり訴訟に発展するケースもめずらしくありません。
著作権は著作物を保護するための権利です。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
日本弁理士会HPより引用
作品を作った人が持っている権利で、自分で作った作品を勝手に使われないようにするための権利ってことだね。作品が作られたと同時に生まれる権利なんだよ。
著作権に該当するもの
- 小説、脚本、論文、講演など(言葉によって表現されたもの)
- 音楽(曲だけでなく歌詞も)
- 舞踊、ダンス(身振りや動作によって表現されるもの)
- 絵画、版画、彫刻、マンガなど(形や色で表現されるもの)
- 建築物(宮殿のような建築芸術といわれるようなもの)
- 地図、図面、模型など(図形や図表によって表現されたもの)
- 写真(人や風景を撮影したもの)
- 映画(劇場用の映画、テレビ番組、ゲームなど物に固定された動画)
- プログラム(コンピュータープログラム)
これらが著作物に該当します。
著作権の種類
著作権には種類があります。簡単に言うと
複製権や上映権、展示権など細かく分類され、著作物の利用方法によってさまざまな権利が細かく定められています。
著作権は、その作者の考えや気持ちを表現したものなので、著作物を通して表現された作者の人格を守るため、著作者人格権が定められています。
つまり人の物を勝手に使ったり、考えを批判したりしちゃダメってことです。
なので人が作ったものを自分の記事などに勝手に拝借するのはやめましょう。
著作権についてもっと詳しく知りたい方はこちらのサイトが分かりやすくてオススメです。
みんなのための著作権教室様より引用
じゃあどうしたらいいの?
どうしてもその画像を使いたいってときもあると思います。
そんなときは最低限の礼儀として、下記のルールを守りましょう。
引用を使う
引用とは他者の作品を自分のサイトに記載・添付することです。
下記のルールを守ることで、法に触れることなく自分の記事内に記載することが出来ます。
- すでに公表されている著作物であること
- 公正な慣行に合致すること
- 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
- 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
- カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
- 引用を行う「必然性」があること
- 「出所の明示」が必要 (コピー以外はその慣行があるとき)
簡単に言えば、「引用元の記載」と「引用元のリンク」を分かりやすく明示することでトラブルになりにくくなります。
引用を使うときはルールを守りましょう。
ただし、物によっては引用禁止の物も存在するので注意事項の掲載等は確認しましょう。
ワードプレスには引用が簡単に使える機能があります。
許可を取る
引用が不安という方は、相手の許可を取ることをお勧めします。
作者の方に「どうしても気に入ったので使わせていただきたい」と丁寧にお願いすれば、使わせていただけるかもしれません。
このように言われて嫌な思いをする方はあまりいないでしょう。
「自分が作ったものを気に入ってくれて、ちゃんと許可取りまでしてくれた。そんな人になら使ってもらいたい」と思うのではないでしょうか?
この場合もちゃんと引用にしてリンクを貼るのが礼儀ですのでお忘れなく。
それでも…
お断りされることもあります。
そもそも引用禁止だったり、作者に使わないでほしいと言われた場合は、「それほどに大切にされているものなんだ」と思っておとなしく別の素材を探しましょう。
無理やり使って罪に問われるぐらいなら別の道を探した方が賢明だと思います。
下の記事ではブログに使える素材サイトを紹介してるよ
最後に
・ネット検索で出てきた画像は使わないで。
・著作権って難しいけど、簡単に言うと人の物勝手に使ったり、批判したらダメってこと。
・画像使いたかったらフリー素材サイトや引用を使おう。
・何よりも相手への感謝とリスペクトを忘れないで。
いかがでしたでしょうか?
少しだけでも著作権のことを分かっていただけたなら幸いです。
顔が見えないから、声が聞こえないから好きにしていい…ではないですよね。
見えない、聞こえないからこそ相手への感謝とリスペクトを忘れずに発信していくことで、Win-Winな関係性が保たれるのではないでしょうか?
見えないからこそ思いやるか。著作権とか引用とか以前にすごくいいことを学んだ気がする♪
これからも思いやりをもって、いい記事書いていきましょうね。